重賞レース

第72回エンプレス杯(キヨフジ記念)(JpnII)

2026年5月13日 発走予定

レースガイド RACE GUIDE

国内の牝馬ダートグレード競走でもっとも歴史が長く、副称に川崎競馬出身でJRAのオークスを制した名牝キヨフジの名を冠している。
2024年から施行時期が2月から5月へ、負担重量もグレード別定から定量に変更となり、GRANDAME-JAPAN古馬春シーズン最終戦に位置づけられた。
2022年の勝ち馬ショウナンナデシコはこのレース優勝から、かしわ記念を含むダートグレードを4連勝。
2025年は本レースの1~3着馬が、JBCレディスクラシックでも1~3着を占めた。

コースガイド

2コーナーの出口から発走し、コーナーを6回まわります。2周目の向正面でペースが上がったときに、離されずについていくことができるか。騎手のペース判断も重要になります。

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1番人気を連軸に、秋から続く牝馬ダートグレード出走馬を中心視

※データは2月下旬~3月上旬に行われていた過去8年分(2016~2023年)と5月に移行された2024年以降の2年を対象にした。

単勝1番人気を連軸に、順当かひとひねりか吟味したい

 単勝1番人気は7勝2着2回3着1回。3着となった2019年のビスカリアは単勝3.3倍で、オッズが1~2倍台であれば連対を外していない。
 2番人気、3番人気もそれぞれ複勝率が50~60%で、2・3番人気馬が共に馬券圏外となったのは2017年、2018年(共に4・6番人気が馬券絡み)の2回のみ。
 1~3番人気で決着したのは3回のみだが近4年での事で傾向が変わったのかもしれない。
 6番人気以下が馬券に絡んだのは6回。順当かひとひねりか吟味したい。

【単勝人気別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
1番人気 7 2 1 0 90.0 % 100.0 %
2番人気 2 2 1 5 40.0 % 50.0 %
3番人気 0 1 5 4 10.0 % 60.0 %
4番人気 1 1 0 8 20.0 % 20.0 %
5番人気 0 1 0 9 10.0 % 10.0 %
6番人気以下 0 3 3 61 4.5 % 9.0 %

JRA勢が断然、JRAから転籍した地方所属馬に注意

 JRA所属馬が10勝2着5回3着9回と断然。
 一方、地方所属馬は6回で大井所属馬が2・4・6・7・8・8番人気で馬券に絡んできており注意が必要。
 ただし、2017年リンダリンダ(北海道競馬から転入)以外は全て元JRA所属馬である。

【所属別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
大井 0 5 1 17 21.7 % 26.1 %
船橋 0 0 0 8 0.0 % 0.0 %
浦和 0 0 0 7 0.0 % 0.0 %
川崎 0 0 0 13 0.0 % 0.0 %
他地区 0 0 0 16 0.0 % 0.0 %
JRA 10 5 9 26 30.0 % 48.0 %

4~6歳が中心

 勝ち馬は4歳が5勝、5歳が3勝、6歳が2勝。2・3着も4~6歳でそれぞれ8割以上を占める(JRA所属馬に限ると4歳は[5-1-4-12]、5歳は[3-4-2-8]、6歳は[2-2-1-3])。
 7歳以上ではJRA所属の7歳馬が1頭(3着)、地方所属となってからのサルサディオーネが7・8歳時にそれぞれ2着しているのみである。

【馬齢別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
4歳 5 2 4 26 18.9 % 29.7 %
5歳 3 4 3 25 20.0 % 28.6 %
6歳 2 2 2 22 14.3 % 21.4 %
7歳 0 1 1 9 9.1 % 18.2 %
8歳以上 0 1 0 5 16.7 % 16.7 %

5枠が4勝、複勝率なら4枠が50%

 5枠が3勝2着2回、4枠は1勝2着4回3着2回で、2018年・2023年を除く8年でいずれかの枠が馬券に絡んでいる。
 6~8枠は合わせて4勝2着3回3着5回だが、2017年のリンダリンダ(4番人気2着)を除く11頭は1~3番人気に推されていた。人気を確認したい。
 なお、3枠は3着1回のみと狙いにくい。

【枠順別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
1枠 1 1 2 6 20.0 % 40.0 %
2枠 1 0 0 9 10.0 % 10.0 %
3枠 0 0 1 9 0.0 % 10.0 %
4枠 1 4 2 7 35.7 % 50.0 %
5枠 3 2 0 10 33.3 % 33.3 %
6枠 1 1 3 13 11.1 % 27.8 %
7枠 1 1 2 16 10.0 % 20.0 %
8枠 2 1 0 17 15.0 % 15.0 %

秋から続く牝馬ダートグレード出走馬を中心視

 JRA所属馬は川崎初出走となる馬が毎年1~2頭が馬券に絡んでおり、コース経験は不問。
 TCK女王盃(2024年からは兵庫女王盃)4着以内馬が[6-2-4-6]、2016年を除く9回で馬券に絡んでいる。
 クイーン賞(2024年は前年11月と2月の2回施行)出走馬は[5-2-2-10]、9着・10着からの巻き返しもあり着順はさほど気にしなくて良い。
 JBCレディスクラシック出走馬は、[6-3-5-11]で、2017年・2020年を除く8回で馬券に絡んでいる(2020年はJBCクラシックで8着だったアンデスクイーンが1着)。
 レディスプレリュード出走馬は、[5-1-4-10]で、2017年・2025年を除く8回で馬券に絡んでいる。
 2017年以降で前述の4レースに出走していなかったのは2020年3着パッシングスルー(ダート初出走)と、2024年1着オーサムリザルト(デビューから負け無しで参戦)の2頭のみ。
 地方所属馬で馬券に絡んだ6頭は、TCK女王盃・兵庫女王盃またはクイーン賞に出走し、掲示板を確保していたか、または5番人気以内に支持されていた。
 騎手では川田将雅騎手が2021~2024年に4年連続で馬券に絡んでいた(2025年は騎乗無し)。騎乗があれば注意したい。

ライター:友好春

回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手
71 令和7年 テンカジョウ 牝4 松山 弘平
70 令和6年 オーサムリザルト 牝4 武 豊
69 令和5年 グランブリッジ 牝4 川田 将雅
68 令和4年 ショウナンナデシコ 牝5 吉田 隼人
67 令和3年 マルシュロレーヌ 牝5 川田 将雅
66 令和2年 アンデスクイーン 牝6 C.ルメール
65 令和元年 プリンシアコメータ 牝6 岩田 康誠
64 平成30年 アンジュデジール 牝4 横山 典弘
63 平成29年 ワンミリオンス 牝4 戸崎 圭太
62 平成28年 アムールブリエ 牝5 武 豊
61 平成27年 アムールブリエ 牝4 濱中 俊
60 平成26年 ワイルドフラッパー 牝5 C.デムーロ
59 平成25年 ミラクルレジェンド 牝6 岩田 康誠
57 平成23年 ラヴェリータ 牝5 武 豊
56 平成22年 ブラボーデイジー 牝5 武 豊
55 平成21年 ニシノナースコール 牝7 吉田 豊
54 平成20年 サヨウナラ 牝7 岩田 康誠
53 平成19年 トーセンジョウオー 牝6 内田 博幸
52 平成18年 ローレルアンジュ 牝7 的場 文男
51 平成17年 プルザトリガー 牝6 内田 博幸
50 平成16年 レマーズガール 牝4 武 豊
49 平成15年 ジーナフォンテン 牝5 内田 博幸
48 平成13年 オンワードセイント 牝7 勝浦 正樹
47 平成12年 ファストフレンド 牝5 蛯名 正義
46 平成11年 ファストフレンド 牝6 蛯名 正義
45 平成10年 シルクフェニックス 牝6 福永 祐一
44 平成9年 シルクフェニックス 牝5 福永 祐一
43 平成8年 ホクトベガ 牝7 横山 典弘
42 平成7年 ホクトベガ 牝6 横山 典弘
41 平成6年 ケーエフネプチュン 牝4 矢内 博
40 平成5年 パワーシヤレード 牝4 石崎 隆之
39 平成4年 ヒカリカツオーヒ 牝6 佐々木 竹見
38 平成3年 ヒカリカツオーヒ 牝5 石崎 隆之
37 平成2年 スピリツトエビス 牝6 的場 文男
36 平成元年 セリメーヌ 牝5 森下 博
35 昭和63年 ダイタクジーニアス 牝6 佐々木 竹見
34 昭和62年 ムサシタイコー 牝6 秋田 実
33 昭和61年 タケノビクトリー 牝5 山崎 尋美
32 昭和60年 ガールライヒ 牝6 高橋 三郎
31 昭和59年 ゴールドダンサー 牝5 佐々木 竹見
30 昭和58年 ミスハイヤー 牝5 柿本 政男
29 昭和57年 デユールスワロー 牝5 高橋 三郎
28 昭和56年 スターライヒ 牝5 秋田 実
27 昭和55年 ダークハリー 牝5 渡辺 市郎
26 昭和54年 シヤドウ 牝4 橘 真樹
25 昭和53年 カネハツユキ 牝6 山崎 尋美
24 昭和52年 ガバナスイセイ 牝4 高橋 三郎
23 昭和51年 フジノカオリ 牝6 桑島 孝春
22 昭和50年 シヤンタン 牝5 森下 博
21 昭和49年 ミサトクイン 牝4 赤間 清松
20 昭和48年 イケノカエデ 牝7 高橋 三郎
19 昭和47年 ゴールデンスネツプ 牝4 長谷川 茂
18 昭和46年 ヒダカスズラン 牝6 高橋 三郎
17 昭和45年 エビフジ 牝5 高橋 三郎
16 昭和44年 ローレライ 牝6 木村 和男
15 昭和43年 ハヤシゲル 牝4 長谷川 茂
14 昭和42年 ヒガシジヨオー 牝5 佐々木 竹見
13 昭和41年 フミヒロ 牝5 竹島 春三
12 昭和40年 キヨクトー 牝4 須田 茂
11 昭和39年 モリホープ 牝5 佐々木 竹見
10 昭和39年 サバンナ 牝6 松浦 備
9 昭和38年 ヒガシミノル 牝5 佐々木 竹見
8 昭和37年 ムーン 牝6 佐々木 竹見
7 昭和36年 ステツプホース 牝5 松浦 備
6 昭和35年 サンセイカツプ 牝4 武智 一夫
5 昭和34年 コンリユウ 牝5 須田 栄
4 昭和33年 ヴアイオラ 牝5 荒山 徳一
3 昭和32年 イチヨシノ 牝7 長沢 保作
2 昭和31年 ミスアサヒロ 牝7 安藤 徳男
1 昭和30年 ミスアサヒロ 牝6 安藤 徳男