重賞レース

第20回スパーキングサマーカップ(SIII)

2023年8月23日

レースガイド RACE GUIDE

発走から最初のコーナーまで500mあることで枠順による有利不利が少なく、実力馬が力を発揮しやすい川崎のマイル戦。2022年勝ち馬フィールドセンス、2021年勝ち馬サルサディオーネは、共に次走ダートグレード競走の日本テレビ盃(船橋)を勝利。2022年2着馬のスマイルウィも次走サンタアニタトロフィーから重賞を連勝。2021年2着馬のティーズダンクは次走ダートグレード競走のテレ玉杯オーバルスプリント(浦和)を2着など、このレースを好走後も活躍を続ける馬が多い点でも注目の一戦。【1着馬にテレ玉杯オーバルスプリント競走、日本テレビ盃JpnIIへの優先出走権を付与】

コースガイド

4コーナーのポケットから発走し最初のコーナーまで500mあり、さほどハイペースにはなりません。差し馬にとってはカーブがきつい3コーナーでうまく立ち回ることが求められます。

  • 分析
    レポート

  • 参考
    レース動画

  • 重賞
    直前情報

  • レース
    レポート

  • 歴代
    優勝馬

大井所属馬が断然 ローテーションは3通り

※データは過去10年分(2013~2022年)を対象にした。

1番人気を信頼、伏兵にも注意

1番人気が4勝2着4回(3着無し)で連軸にしやすそうだ。
馬券圏外となった1番人気は前走が初重賞制覇だった5歳馬と、全31戦30戦が1,800m以上でマイル経験の乏しい中央から転入4戦目の7歳馬だった。
2番人気は2勝3着3回、3番人気は1勝2着2回3着2回とまずまずだが、6番人気以下が2勝2着3回3着1回と伏兵の台頭も目立つ。
尚、1~3番人気が揃って飛んだのは2019年の1回のみで大波乱にはなりにくい。

【単勝人気別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
1番人気 4 4 0 2 80.0% 80.0%
2番人気 2 0 3 5 20.0% 50.0%
3番人気 1 2 2 5 30.0% 50.0%
4番人気 1 0 1 8 10.0% 20.0%
5番人気 0 1 3 6 10.0% 40.0%
6番人気以下 2 3 1 74 6.3% 7.5%

大井所属馬が断然

大井所属馬が5勝2着3回3着6回(連対率28%、3着内率50%)と断然。
2013・2014年は各1頭の出走で馬券に絡まなかったが、2015年以降は毎年2頭以上が出走し1~2頭が馬券に絡んでいる。
但し馬券に絡んだ14頭の内、12頭は3番人気以内で残る2頭も4・5番人気だった。
それでも大井所属馬で1~3着独占はない。
尚、他地区からの参戦馬は善戦する事もあるが馬券圏内には届いていない。

【所属別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
大井 5 3 6 14 28.6% 50.0%
船橋 2 2 2 19 16.0% 24.0%
浦和 2 4 1 21 21.4% 25.0%
川崎 1 1 1 30 6.1% 9.1%
他地区 0 0 0 16 0.0% 0.0%

7歳馬に注目

7歳馬が5勝2着2回3着3回と好成績で、10年中7年で馬券に絡んでいる。
7歳馬が馬券に絡まなかったのは2015年・2019年・2022年の3回だが、この3年は代わりに8歳馬が馬券に絡んできている。
8歳以上馬は出走頭数も多いものの1勝2着2回3着4回(1・2・3・5・7・8・9番人気)と穴に一考。
4・5歳で馬券に絡んだのは6頭だが、5頭が1~4番人気(残る1頭は7番人気)と力を認められていない馬では厳しい。
尚、牝馬が3勝(2・3着は無し)しているが1番人気が1頭、2番人気が2頭で、3番人気以下では馬券圏内には届かない。

【馬齢別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
3歳 0 0 0 1 0.0% 0.0%
4歳 1 1 0 8 20.0% 20.0%
5歳 1 3 0 21 16.0% 16.0%
6歳 2 2 3 21 14.3% 25.0%
7歳 5 2 3 21 22.6% 32.3%
8歳以上 1 2 4 28 8.6% 20.0%
牝馬 3 0 0 13 18.8% 18.8%

枠順による有利不利は無し

勝ち馬は1~8枠全てから出ており、枠順による有利不利はほぼ無い。
しいて言えば、2着馬は外枠の方が多いかという程度。

【枠順別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
1枠 1 0 1 8 10.0% 20.0%
2枠 1 1 0 8 20.0% 20.0%
3枠 1 1 0 14 12.5% 12.5%
4枠 2 0 3 14 10.5% 26.3%
5枠 1 3 0 15 21.1% 21.1%
6枠 1 2 3 14 15.0% 30.0%
7枠 1 2 2 14 15.8% 26.3%
8枠 2 1 1 13 17.6% 23.5%

ローテーションは3通り、連軸はマイルグランプリ出走馬から

2020年からサンタアニタトロフィーが秋へ移動し、同時期の同条件(大井1,600m)はマイルグランプリとなったが、その大井マイル重賞出走馬が1勝2着9回3着5回と断然。内7頭は馬券圏外(4・4・5・6・7・7・10着)から巻き返している。
京成盃グランドマイラーズ出走馬も4勝2着3回3着4回と負けていない。こちらも4・5・7・8着からの巻き返しがある。
同じ川崎1,600m戦である川崎マイラーズ出走馬は4勝2着4回3着1回だが、巻き返したのは4・4・6着からのみでどちらかと言えば好走組が狙い目。
上記3レースのどれにも出走していなかった馬は7頭で、内4頭は中央から転入1~3戦目。それ以外の3頭は、2017年ケイアイレオーネ(1番人気1着)は重賞5勝馬、2019年シュテルングランツ(9番人気3着)は中央から転入して11戦目にして初のマイル戦(距離短縮)、2014年ミラーコロ(5番人気3着)は川崎コース8勝2着3回3着1回4着以下無しだった。

ライター:友好春

 

タイムフライヤー

サンタアニタトロフィー(2023年8月2日)


 

コパノジャッキー

橘(たちばな)オープン 3上(2023年7月28日)


 

ヴァケーション

マーキュリーカップ(2023年7月17日)


 

リンゾウチャネル

スパーキングサマーチャレンジ(2023年7月6日)


 

スマイルウィ

さきたま杯(2023年5月31日)


 

金子正彦

金子正彦

1962年11月12日 神奈川県出身。
1979年に川崎競馬で騎手デビューし16,482戦1,227勝を挙げて2017年3月に引退。重賞勝ちは東京ダービー(サイレントスタメン)、浦和記念(モエレトレジャー)、桜花賞(ミライ)、ハイセイコー記念(ソルテ)など11勝。
引退後は競馬ブック南関東版でコラム、週刊競馬ブックにて重賞回顧等を執筆。

中川明美

中川明美

競馬ブック南関東担当記者。
新聞紙面にてコラム『南関こんしぇるじゅ』、週刊競馬ブックで『NANKAN通信』、競馬ブックWEBにて『南関あらうんど』等を執筆。週刊競馬ブック南関東S重賞本誌担当。
グリーンチャンネルにて『アタック地方競馬』『ダート競馬JAPAN』に出演中。

第20回スパーキングサマーカップ(SIII)

注目馬情報

■スマイルウィ (牡6歳 船橋・張田京厩舎)

写真:真鍋元

 体質強化に時間が掛かったが、力をつけるとB級からオープンまで駆け上がってきた。5歳の京成盃グランドマイラーズで初めて古馬重賞に挑戦した遅咲きで、だが、2番手から早目先頭に立つと後続の猛追を押し切りって重賞初制覇。勢いあったカジノフォンテン、モジアナフレイバーなど超一線級を正攻法の競馬で封じたのは価値が高い。休養を挟んだ後は重賞を6連対。特に前走のさきたま杯は最後イグナイターに差されて2着も3コーナーでは先頭に立つ負けて強しの内容だった。サンタアニタトロフィー、ゴールドカップとマイル前後の重賞を3勝し、そのぶん今回も58キロの重斤。5月以来の実戦で仕上がりが気になるところ。
主戦の矢野貴之騎手が骨折療養中のため、〝水曜日の男〟金沢の吉原寛人騎手が手綱を取る。

「どのコースに行っても力を出せる馬。精神的に動じないのは強味だね。この夏も順調に乗り込んでいたし、サンタアニタトロフィーを使おうと思ったんだが馬房で暴れて外傷を負ったので間隔はあいたが軽いものだったからもう心配はない。58キロで勝った経験もあるから目標のオーバルスプリントに向けていい結果を出したい」と張田京調教師。

■タイムフライヤー (牡8歳 大井・村上頼章厩舎)

写真:真鍋元

 芝コースでデビューしたが4歳でダートに転向。マイル中心に使われてきた。昨春に大井に転入してからは大井記念4着、マイルグランプリ3着、ブリリアントカップ3着と健闘はしているもののスピードに乗るまでに時間が掛かるタイプなため、あと一歩詰め切れずにいる。前走のサンタアニタトロフィーでは短期免許中のライアン・クアトロ騎手が騎乗したが、大外枠から後手を踏んで流れに乗りきれなかった。それでも長くいい脚を使って3着まで迫る実力者だ。今回は初の川崎コースで切れ脚を使えれば一発ある。
「スタート出がモサッとして、どうも1完歩目が遅れてしまう。後ろからの競馬ではなく、もっと中団あたりで流れに乗れれば力を発揮できるはず。クアトロ騎手も1度乗っているのでクセはわかったと思う」と村上頼章調教師。

■リンゾウチャネル(牡7歳 大井・荒山勝徳厩舎)

写真:真鍋元

 道営三冠馬であり、園田の楠賞を勝ってから大井に移籍。古馬になってからは報知グランプリカップ2着、勝島王冠2着、東京記念3着など重賞を勝ちきれずにいるが、距離幅は広く対応している。ゆりかもめオープン、準重賞でトライアルのスパーキングサマーチャレンジと目下2連勝。スイッチが入ったかのような走りを見せている。これまで騎乗したジョッキーたちが口を揃えるのは乗り難しさ。地力はあるだけにスタートを五分に切り、ロスの少ない進路選定が好走につながっているようだ。

「中4日でやった追い切りの動きは良かった。2連勝の勢いのまま同じ舞台の重賞に臨もうと思う。いかんせん乗り難しさのある馬だから、まずはゲートをうまく出ること。モマれないでスムーズに競馬をしたいね。この夏はうまくローテーションを組めて使えているのでタイトルにつなげたい」と荒山勝徳調教師。

■ヴァケーション(牡6歳 岩手・畠山信一厩舎)

写真:横川典視

 川崎マイルは2歳時に全日本2歳優駿を勝った同じ舞台。NARグランプリ2歳最優秀牡馬にも選ばれた実力馬だ。古馬になってから勝ちきれない歯がゆいレースが続いたことから、他地区への遠征を重ねたり、距離を短縮するなど試行錯誤していたが、昨春に岩手移籍。新天地では転入緒戦でさっそく赤松杯2着。次なるシアンモア記念ではゴール前で逃げ馬を捕らえて2020年の秋の鞍(名古屋)以来となる白星をあげた。復活のノロシを上げると桐花賞、赤松杯で2着、6月のみちのく大賞典では見事逃げ切った。
昨年に続いてのスパーキングサマーカップ参戦。前回は3、4コーナーでズブさを見せながらも直線は4着まで伸びてきた。

「馬場に左右されるところがあって今年のマーキュリーカップやシアンモア記念での盛岡の重馬場は合わなかったようだ。川崎でもできれば良馬場で走らせたい。どこからでもレースができる馬だし、若い頃に比べて気性面が前向きになってきている。輸送もあるのでカリカリしないよう一週前に本追い切りをキチッとやって、直前はサーッと調整した」と畠山信一調教師。

■コパノジャッキー(牡8歳 大井・荒山勝徳厩舎)

写真:真鍋元

 兄はJRA最優秀ダートホース、NARグランプリダートグレード競走特別賞馬に輝いているコパノリッキー。8歳になる現在までJRA、園田、大井と転戦しながら13勝と豊富なキャリアの持ち主。デビュー時から一貫してダートを走り、マイルを中心に使われてきた。重賞タイトルこそないが、トライアルのオープン特別では鋭い差し脚を見せている。前走では2000m戦に初挑戦して3コーナー先頭に立つ6馬身圧勝。スパーキングサマーカップトライアルでは猛追して2着し、荒山厩舎ワンツーとなった。

「トライアル2着した後に2000mを使ってみると、久々に乗った森騎手が、ズブさが出ているので距離を延ばしてもいいかもしれないと言っていた。今回のマイルは忙しく感じるのかレースが楽しみ。前走のあとはショックウェーブでしっかり身体をケアしてきたから本追い切り1本でも仕上がっているだろう」と荒山勝徳調教師。

金子正彦

金子正彦

1962年11月12日 神奈川県出身。
1979年に川崎競馬で騎手デビューし16,482戦1,227勝を挙げて2017年3月に引退。重賞勝ちは東京ダービー(サイレントスタメン)、浦和記念(モエレトレジャー)、桜花賞(ミライ)、ハイセイコー記念(ソルテ)など11勝。
引退後は競馬ブック南関東版でコラム、週刊競馬ブックにて重賞回顧等を執筆。

中川明美

中川明美

競馬ブック南関東担当記者。
新聞紙面にてコラム『南関こんしぇるじゅ』、週刊競馬ブックで『NANKAN通信』、競馬ブックWEBにて『南関あらうんど』等を執筆。週刊競馬ブック南関東S重賞本誌担当。
グリーンチャンネルにて『アタック地方競馬』『ダート競馬JAPAN』に出演中。

写真:真鍋元

第20回スパーキングサマーカップ。
夏の地方交流重賞で舞台はマイル。1着馬に対し第34回テレ玉杯オーバルスプリント(JpnⅢ)、第70回日本テレビ盃(JpnⅡ)の優先出走権が与えられる。
今年は岩手から1頭、高知から2頭が参戦しフルゲートで行われた。

スタートは横一線。主導権は譲らないとばかりにポリゴンウェイヴの逃げ。内からシゲルタイタン、外からスマイルウィがつけ先団に。競り合いはないが、よどみのない流れで、向正面に入ってもペースは落ちず、各馬追い出しに掛かる。
3コーナー過ぎて先頭に立ったスマイルウィが、そのまま押し切って完勝。1頭になってからフワッとする面を見せて、直線は後続の追撃に差は縮まったが、それでも2馬身半差を保っていた。

中団にいたリンゾウチャネルが直線迫って2着、後方から猛追したコパノジャッキーは3着まで。

勝ちタイムは1分42秒8(晴・良)。

写真:小川慎介

1着 スマイルウィ

 スタートダッシュが速く、ラクに外3番手の位置取り。道中の手応えも良く、3コーナーでは馬なりで先頭。直線に入り、後続を引き離すと、最後は2馬身半差をつけての勝利。2着だった昨年の雪辱を果たした。

<張田京調教師>
 ここは勝ってもらいたいと思っていた。抜け出すのが少し早いかと思ったが吉原騎手がうまく乗ってくれた。いつもああいうパターン惜敗していたので最後まで安心はできなかった。
前走も悔しい負け方をしたので交流重賞は狙っていきたい。次走は浦和のテレ玉杯オーバルスプリントを予定している。

 
<吉原寛人騎手>
 装鞍の時から良い馬体をしているなと思っていた。返し馬では背中の良さを感じたので、乗り間違いがなければ勝てると思っていました。3番手に切り替えたのも想定内で、じっくり乗ることができました。先生からは早めに先頭に立つなと言われていたんですが、あまりに手応えが良くて早く抜け出して、最後まで踏ん張ってくれました。脚音が聞こえなかったのでこれなら大丈夫だと。
今日は矢野騎手の代打を任せていただいたんですが、結果を残せて良かった。次の交流重賞でも良い結果を残したいと思います。
川崎での表彰台はヴァケーションの全日本2歳優駿以来。ありがとうございました。

2着 リンゾウチャネル

 中団でうまく折り合いながら流れにも乗っていた。乗り方の難しいところはあるが、最後まで集中力を切らさず力は出し切った。

<安藤洋一騎手>
 4、5番手圏内でラクに行けるのが理想なんですが、あまり出していくと引っ掛かってしまうのでそうもいかなかった。
今日は枠順も良くゲートも出た方ですが外にふられるかたちになったのはきつかった。どこかで内に入れようと、3コーナーくらいから流れたんで内にもぐり込みました。イメージ通りの競馬はできたと思います。

3着 コパノジャッキー

 後方3番手からの競馬も、最後の追い上げは見事なもの。8歳馬だが末脚の切れは健在。

<今野忠成騎手>
 予想ではあまり流れる競馬にならないだろうと、ひとつ前の位置で仕掛けていこうと思ったが反応が今ひとつ。それでも最後はこの馬らしい脚を使ってくれた。川崎コースは合っていますね。

4着 ダノンスプレンダー

 最後方からの競馬で脚をためられる流れではなかったが、直線だけで4着まで追い上げた。

<赤岡修次騎手>
 追走がしんどかった。追い通し、ステッキ入れっぱなし。マイルだと周りが速いのかな。ついていくのに大変でした。最後はいい脚を使ったので、もう少し距離があった方がいいのかもしれません。

5着 リーチアディール

 格下からの重賞初挑戦。気合いを付けながら距離的ロスも少なく、直線の伸びは見どころ十分。一線級相手によく走っている。

<増田充宏騎手>
 マイルは忙しかったですね。追い通しになってしまった。4コーナーで詰まってしまったのが悔しい。あれがなければもっと上の着順もあったと思う。

6着 タイムフライヤー

 中団を追走も、直線の伸びは今ひとつ。58キロの斤量と小回りコースで窮屈な競馬になった。

<ライアン・クアトロ騎手>
 大井で乗った時とはコンディションが違っていたし、砂が深いのを気にしていたので前走のようなパフォーマンスを見せられなかった。位置取りは良かったんですが、最後ガツンとくるところがなかった。

7着 ダノンロイヤル

 高知からの遠征。慣れない左回りでも流れには乗っていた。直線半ばで脚が上がった感じ。中団から追い上げを図っていたが。
<畑中信司騎手>
 流れが速かったですね。4コーナーまで手応えが良かったんですけど、直線半ばであやしくなってしまって。このメンバーでこれだけやれれば他を使いに行っても良い勝負ができるかもしれません。

8着 ポリゴンウェイヴ

 3歳馬の軽量を生かした積極的な逃げだったが、主導権を取りきるまでにひと脚を使い、3コーナー手前から早めのプレッシャーをかけられたのもきつかった。

<笹川翼騎手>
 レース間が開いたぶんゲートでの反応が良くなかったんですが、自分の競馬はできたと思います。最後もバテてはいません。

回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手
20 令和5年 スマイルウィ 牡6 吉原 寛人
19 令和4年 フィールドセンス 牡8 本橋 孝太
18 令和3年 サルサディオーネ 牝7 矢野 貴之
17 令和2年 グレンツェント 牡7 伊藤 裕人
16 令和元年 トキノパイレーツ 牡4 町田 直希
15 平成30年 ウェイトアンドシー セ7 今野 忠成
14 平成29年 ケイアイレオーネ 牡7 的場 文男
13 平成28年 ブルーチッパー 牝6 森 泰斗
12 平成27年 ブルーチッパー 牝5 真島 大輔
11 平成26年 トーセンアレス 牡7 張田 京
10 平成25年 トーセンアドミラル 牡6 川島 正太郎
9 平成24年 クラーベセクレタ 牝4 戸崎 圭太
8 平成23年 ベルモントルパン 牡7 石崎 駿
7 平成22年 ディアーウィッシュ 牡6 今野 忠成
6 平成21年 マルヨフェニックス 牡5 尾島 徹
5 平成20年 ベルモントサンダー 牡7 石崎 駿
4 平成19年 ルースリンド 牡6 内田 博幸
3 平成18年 イシノダンシング 牡6 左海 誠二
2 平成17年 マクロプロトン 牡4 内田 博幸
1 平成16年 ユニークステータス 牡5 張田 京