重賞レース

第27回スパーキングレディーカップ(ホクトベガメモリアル)(JpnIII)

2023年7月5日

レースガイド RACE GUIDE

2009年から2020年までJRA勢が勝利していたが、2021年にサルサディオーネが勝利しJRA勢の連勝を12で止める形となった。同馬はJRA所属だった2019年から大井に転厩した2020年~2022年まで4年連続で馬券に絡む活躍を見せた。過去10年で見ると地方馬の勝利はその1回のみだが、馬券という点では過去10年で地方馬が1頭も馬券に絡めなかったのは3回のみ。【地方所属の1着馬にレディスプレリュードJpnIIへの優先出走権を付与】

コースガイド

4コーナーのポケットから発走し最初のコーナーまで500mあり、さほどハイペースにはなりません。差し馬にとってはカーブがきつい3コーナーでうまく立ち回ることが求められます。

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3番人気以内から頭を決めたい。牝馬DG別路線組にも注目

※過去10年(2013~2022年)のデータを対象にした。

上位人気馬の取り捨てが鍵

1番人気が5勝2着1回、2番人気馬が3勝2着2回、3番人気が2勝2着4回。
連対馬20頭中17頭が3番人気以内、5番人気以下は1頭のみと順当決着となる事が多い。
3着まで枠を広げても5番人気以下は5頭のみで、上位人気馬の取り捨てが鍵となる。

【単勝人気別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
1番人気 5 1 1 3 60.0% 70.0%
2番人気 3 2 2 3 50.0% 70.0%
3番人気 2 4 2 2 60.0% 80.0%
4番人気 0 2 1 7 20.0% 30.0%
5番人気 0 0 1 9 0.0% 10.0%
6番人気以下 0 1 3 62 1.5% 6.1%

JRA勢が断然、大井所属馬が割って入るか

JRA所属馬が9勝2着8回3着5回と出走39頭の半分以上が馬券絡みと断然。
地方所属馬で馬券に絡んだ8頭は全て南関東所属で、内7頭は大井所属馬。
ここ7年に絞り込めば2018年を除く6回で大井所属馬が馬券に絡んでおり、2021年には1・3着も有り相性が良い。

【所属別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
大井 1 2 4 13 15.0% 35.0%
船橋 0 0 0 16 0.0% 0.0%
浦和 0 0 1 9 0.0% 10.0%
川崎 0 0 0 15 0.0% 0.0%
他地区 0 0 0 16 0.0% 0.0%
JRA 9 8 5 17 43.6% 56.4%

JRA所属4歳馬の信頼度が高い

5歳馬が5勝2着4回と連対数では断然に見えるが、JRA所属馬に限ると4歳馬の複勝率80%が6歳馬の60%・5歳馬の44%を上回る。
7歳以上馬はサルサディオーネが1・3着しているのみ。同馬は5・6歳時に当レースで2・3着と好成績を挙げていた。

【馬齢別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
3歳 1 1 1 6 22.2% 33.3%
4歳 2 3 3 18 19.2% 30.8%
5歳 5 4 2 34 20.0% 24.4%
6歳 1 2 3 14 15.0% 30.0%
7歳 1 0 0 11 8.3% 8.3%
8歳以上 0 0 1 3 0.0% 25.0%

【馬齢別成績、JRA所属馬のみ】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
3歳 1 1 1 2 40.0% 60.0%
4歳 2 3 3 2 50.0% 80.0%
5歳 5 3 0 10 44.4% 44.4%
6歳 1 1 1 2 40.0% 60.0%
7歳 0 0 0 1 0.0% 0.0%
8歳以上 0 0 0 0 0.0% 0.0%

枠順による有利不利は少ない

5枠が馬券に絡んだのは2着1回のみ。以外は枠順による大きな差は見られない。
しいて言えば、6枠が1勝3着6回で複勝率43%である位か。
逃げ馬は8頭が馬券に絡んでいるが、差し・追込は5頭のみと芳しくない。前々でレースをできる馬を選びたい。

【枠順別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
1枠 2 0 1 7 20.0% 30.0%
2枠 1 1 0 8 20.0% 20.0%
3枠 2 1 0 9 25.0% 25.0%
4枠 1 1 1 10 15.4% 23.1%
5枠 0 1 0 15 6.3% 6.3%
6枠 1 0 6 9 6.3% 43.8%
7枠 0 3 2 14 15.8% 26.3%
8枠 3 3 0 14 30.0% 30.0%

4番人気以内の別路線組に注目

同じ年に行われたマリーンカップの1着馬が4回、2着馬が5回馬券に絡んでおり、2013年・2015年・2022年は1・2着馬が当レースでも馬券圏内。
しかし1・2着馬の出走が無かった2018年を除き、2016年~2021年の5回ではマリーンカップ1着馬4頭、2着馬1頭が毎年のように圏外へ敗れている。
尚、マリーンカップ6着以下からの巻き返しは無い。
一方、前年暮れから続く牝馬ダートグレード競走(クイーン賞、TCK女王盃、エンプレス盃、マリーンカップ)に出走していなかった4番人気以内馬(全てJRA所属馬)が、該当馬が居なかった昨年を除き、毎回馬券に絡んでおり4勝2着6回3着2回(馬券圏外に敗れたのは5頭、内1頭は初ダート)と別路線組に注目したい。
7・11番人気で3着に入った地方所属馬2頭も前年暮れからの牝馬ダートグレード競走不出走馬だった。

ライター:友好春

 

スピーディキック

かしわ記念(2023年5月4日)


 

グランブリッジ

エンプレス杯(2023年3月1日)


 

金子正彦

金子正彦

1962年11月12日 神奈川県出身。
1979年に川崎競馬で騎手デビューし16,482戦1,227勝を挙げて2017年3月に引退。重賞勝ちは東京ダービー(サイレントスタメン)、浦和記念(モエレトレジャー)、桜花賞(ミライ)、ハイセイコー記念(ソルテ)など11勝。
引退後は競馬ブック南関東版でコラム、週刊競馬ブックにて重賞回顧等を執筆。

中川明美

中川明美

競馬ブック南関東担当記者。
新聞紙面にてコラム『南関こんしぇるじゅ』、週刊競馬ブックで『NANKAN通信』、競馬ブックWEBにて『南関あらうんど』等を執筆。週刊競馬ブック南関東S重賞本誌担当。
グリーンチャンネルにて『アタック地方競馬』『ダート競馬JAPAN』に出演中。

第27回スパーキングレディーカップ(JpnⅢ)

注目馬情報

 協力:競馬ブック

■スピーディキック(牝4歳 浦和・藤原智行厩舎)

写真:真鍋元

 道営重賞2勝で浦和に移籍。転入戦の東京2歳優駿牝馬で見せた切れ脚は強烈で、出遅れながらも馬込みを怯まず破壊力ある切れを披露した。その後はクラシックへ進み、桜花賞では鬼門とされる大外枠から一頭次元の違う脚でひとマクりし第一冠。東京プリンセス賞では中団からあっという間に前を捕らえて第二冠。関東オークスで三冠達成を目指したが、ついにグランブリッジの影を踏めず3着だった。その後は戸塚記念、ロジータ記念、東京シンデレラマイルと重賞3連勝したが、牡馬一線級に挑んだフェブラリーS、かしわ記念ではいずれも6着。道中行き場を失うレース内容でもあり、距離がマイルに短縮された舞台で、今度こそスムーズにレースを運んでほしい。グランブリッジとの再戦も楽しみだ。

「フェブラリーステークス、かしわ記念では外に出せずに不完全燃焼なところもあった。次は強気の競馬してほしいですね。全力を出してほしい。かしわ記念後に出した森本ステークスでは間隔がなくても緩めずにしっかり坂路も乗っていた。5日に戻ってきたときは馬体重も490くらいのいい感じで戻ってきた」と藤原智行調教師。

■グランブリッジ(牝4歳 JRA・新谷功一厩舎)

写真:真鍋元

 デビュー戦は▲51キロで臨んだが出遅れて7着。ここまで11戦して6勝、2着2回、3着2回と馬券圏内を外したのはデビュー戦だけという実力の持ち主。関東オークスからはダートグレード競走に参戦しているが、位置を問わないレース巧者らしく器用に立ち回っている。古馬になってからは1800mのTCK女王盃、2100mのエンプレス杯をタフにこなし、JBCレディスクラシックで後塵を拝したヴァレーデラルナにきっちり借りを返して次代のダート女王候補の呼び声高い。今回はマイルに距離短縮。まして58キロの重斤がのしかかってくる。華奢だった馬体が逞しくなったとはいえ条件は過酷に思える。

「21日にジョッキーに跨がってもらったし、その後の乗り込みも順調。課題は1600mと斤量かな。スタートのタイミングさえ合えばある程度の位置を取れると思う」と新谷功一調教師。

■タガノクリステル(牝4歳 JRA・長谷川浩大厩舎)

写真:仲真吾

 デビューから3戦は芝だったが、4走目からダートに転向。福島、小倉では1700mで好位から差し、阪神1400mでは先行策で2勝と上がってきて前走がオープン昇級の栗東ステークス。得意の1400mでもあり3番手インで粘って2着も、勝ち馬アイオライトとは7馬身差があった。ブリンカー、シャドーロールを着用しているが、スタートの課題も気にならなくなっている。今回、地方のコースは初めてになるが、小回りダートもこなしていることから、初ナイターさえこなせれば問題さそうだ。

「昇級の前走が良い内容でしたね。競馬だけブリンカーを着けていますが、その効果もあり、器用さが出てきて成長しているのを感じています。この相手にどれだけやれるでしょうか」と長谷川浩大調教師。

■レディバグ(牝5歳 JRA・北出成人幸厩舎)

写真:真鍋元

 デビューから1400~1600mを中心に使われ4勝。昨年のスパーキングレディーカップではショウナンナデシコにコンマ1秒差まで迫って2着し、直線は抜群の切れ脚で追い込んできた。この時は馬体を10キロ増量しての好走だったが、勝った時はいずれも馬体が増えている時だ。その後もダートグレード競走に参戦していたが、今年4月のマリーンカップでは中団から伸びて2着。勝ち馬とは着差はあったもののダートグレード競走では昨年のスパーキングレディーCに次ぐ連対。前走はリステッド競走の栗東ステークスで、直線一気に決めた前年からの連覇を狙うも4着に。最後方から直線だけの脚で36秒台の上がりタイムはいかにも切れ者らしい。
「いつも通りの時計で状態は変わりない。最近はズブさがでてきたから、中央の1400mでは追走に苦労している。今回の方がレースがしやすそう。鞍上がうまく動かしてくれると思う」と北出成人調教師。

■ノーブルシルエット(牝5歳 大井・佐野謙二厩舎)

写真:三木俊幸

 今年3月の中山オープン特別・総武ステークスを走ってから大井へと移籍。総武ステークスでも離れた2番手から3コーナーで取り付き、そこからが渋太く4着に粘っていた。ここまで17戦使って4勝、2着4回、3着3回。掲示板を外したのは3回だけと大崩れなく粘り強い走りが魅力だ。重賞挑戦は今回が初めてになるが、スピードを武器に相手なりのペースに付いていけるタイプで、今回も逃げる馬がいなければ先手を取るまであるだろう。距離は1800mで3勝しておりマイルは距離不足ではあるが、初めての地方の砂でむしろこなしてしまうのではないだろうか。

「美浦から入厩して来てから蹄の不安も出たが、ようやく良くなってきたところ。ひと追いごとに良くなっているのがわかる。来た時の状態に戻っているかはやってみないとわからないところ。川崎のトリッキーなコースのマイルだしメンバーも揃っているからね」と佐野謙二調教師。

金子正彦

金子正彦

1962年11月12日 神奈川県出身。
1979年に川崎競馬で騎手デビューし16,482戦1,227勝を挙げて2017年3月に引退。重賞勝ちは東京ダービー(サイレントスタメン)、浦和記念(モエレトレジャー)、桜花賞(ミライ)、ハイセイコー記念(ソルテ)など11勝。
引退後は競馬ブック南関東版でコラム、週刊競馬ブックにて重賞回顧等を執筆。

中川明美

中川明美

競馬ブック南関東担当記者。
新聞紙面にてコラム『南関こんしぇるじゅ』、週刊競馬ブックで『NANKAN通信』、競馬ブックWEBにて『南関あらうんど』等を執筆。週刊競馬ブック南関東S重賞本誌担当。
グリーンチャンネルにて『アタック地方競馬』『ダート競馬JAPAN』に出演中。

写真:真鍋元

スパーキングレディーカップは1着馬(地方所属馬に限る)に対し、第20回レディスプレリュードへの優先出走権が与えられる牝馬の指定交流重賞。頭数は少ないが地方最強牝馬スピーディキックの参戦で白熱した戦いとなった。

好スタートを切ったノーブルシルエットがラクに先頭に立つと2番手にレディバグ、イン3番手にトキノゴールドとすぐに態勢が決まり、ペースも落ち着いた。人気のグランブリッジ、スピーディキックは後方からの競馬。マイペースに持ち込んだノーブルシルエットが逃げ切りを図るかに思えたが2番手追走のレディバグが直線半ばで捕らえ、ゴール前猛追するスピーディキックを抑えて重賞初制覇。

アタマ差届かなかったスピーディキックが惜しくも2着。
射程圏内にいたタガノクリステルが渋太く伸びて3着入線。

勝ちタイムは1分41秒3(曇・良)。

写真:小川慎介

1着 レディバグ

 どちらかというと直線追い込んでくるイメージだが、今回はラクに2番手でうまく折り合えた。直線もしっかり伸び、少頭数での先行策が見事にハマった感じ。昨年もそうだったようにここまで2着も多かったがようやく戴冠できた。

<北出成人調教師>
 中間はいつも通り近郊の牧場へ短期放牧に出していました。2週間前に厩舎に戻って3日目ぐらいから時計を出しはじめて、先週水曜日は目一杯の時計を出して、日曜日の追い切りは60秒を切るぐらいの輸送を考慮した調整で臨みました。夏場に向けて調子を上げていくタイプでので良い状態で出してあげられたと思います。前走の栗東ステークスがしんがりからの競馬で、ペースが違うとはいえ、ああいう競馬をしていては地方の小回りには間に合わないと、ある程度出していってほしいと学くんに発破をかけて送り出しました。ゲート切る前にガタついてドキッとしたんですがタイミングよくスタートを切ってくれましたし、好位の2番手に付けられてひと安心。何とかこの馬に勲章をあげたかったので、その通りになって嬉しかったです。昨年はショウナンナデシコという強い馬がいて悔しい思いをしていましたが勝ててうれしく思ってます。暑い時期に調子を上げていくタイプですので、8月の佐賀のサマーチャンピオンを考えています。年を重ねて最近はズブさも出てきているので、JBCも視野に入れたいですね。父のホッコータルマエのように日本のダート競馬を盛り上げていきたいと思います。


 
<酒井学騎手>
 ずっとコンビを組ませていただいた馬なので、喜びも大きいです。最近、スタートは速くてもその後の勢いが持続できない感じで、追走が厳しいことも多かったのですが、今日は好スタートを決めて、そのあともスムーズで逃げ馬の後ろの2番手ポジションで追走してくれていたので、よっぽど馬自身の調子が良かったんだと思います。
 久々にこういう前々での競馬ができたのは本当に良かったです。後ろから来る馬たちが気にはなっていましたが、正直、ゴールした時にどちらが勝ったかわからない状態だったので、上がってくるまでヒヤヒヤしていました。先生をはじめ関係者の方々、厩務員さんが1番の枠番のところに立っておられたので、ああ1着だという気持ちでした。兄が先日調教師になりました酒井忍なんですけれど、そういうゆかりある場所でこういう重賞を勝つことができて本当に光栄に思います。レディバグにようやく勲章が付いたのですが、今後ともまだまだ頑張ると思いますので、また応援のほどよろしくお願いいたします。

2着 スピーディキック

 馬のリズム重視で後方からの競馬になったが、レース最速の上がりを見せた。スローペースで展開が向かなかったところはあるが、ゴール前の脚いろが違っていただけに悔しさは残る。

<御神本訓史騎手>
 頭の上げ下げだったから、この馬なりの競馬はできていると思うんだけど、もう少し強いスピーディキックを見せたかった。結果は悔しいけど、ここ2戦に比べればちゃんと競馬もできているし、3、4コーナーで上がっていければいいんだけど、手応えが鈍るところがあって外に出せなかった。ペースも遅かったし、それにしてもなあ・・・。

3着 タガノクリステル

 射程圏内で流れにのりながら、最後もよく伸びてきた。初物尽くしのなか勝ち馬からコンマ2秒差と持っている力は出し切れたようだ。

<和田竜二騎手>
 デキが良かったですし、左回りも問題なかったです。ナイターで少し馬が物見して思ったよりゲートが出なかった。あとはスムーズに行きましたし、捕まえられるかという感じではありましたが、前も流れがラクだったのでそうもいかなかった。雨がもうひと降りあったら良かったんでしょうが、こういう馬場でも差のない競馬はできているし、馬は充実してきています。

4着 グランブリッジ

 スタートで躓く不利があり、位置取りも悪くなった。終い勝負に懸けたが、ペースも向かず、切れ脚も今ひとつ。58キロの斤量も細身の馬体には厳しく感じた。

<川田将雅騎手>
 具合はとても良かったです。斤量が響いたような気がします。

5着 ノーブルシルエット

 好スタートでラクに主導権。道中もマイペースの逃げで最後まで集中力は切らさなかった。自分のやりたい競馬はできたし、今後につながる競馬になった。

<矢野貴之騎手>
 いい競馬でした。4コーナーではペースもいいんで一瞬勝つかと思ったくらい。普段の調教も乗せてもらってますが、蹄の不安も一週前くらいにようやくレースに向かえる態勢になった感じ。その状態でこれくらい走れれば次はもっと楽しみ。

6着 エナハツホ

 初コース、初距離で流れにのりきれなかったのか、持ち味である末脚は不発に終わった。

<小崎綾也騎手>
 小回りの1600mだったので、道中からしっかり射程圏に入れる位置を意識しました。コーナーでスピードが乗りづらいので、そのぶん少し離されるところではありますね。馬の雰囲気は良く感じました。

7着 トキノゴールド

 内枠を生かし、逃げ馬の後ろでうまく折り合っていた。ペースが上がっても食らいついていたが、最後は力の差。

<櫻井光輔騎手>
 ペースも遅かったし、ポジション良い位置が取れたんで、なんとか頑張ってほしいと思ってました。よーいどんの競馬で最後離されてしまいました。夏場は調子いい馬なんでこの先も頑張ってほしいと思います。最近メンコを外して前々で競馬をすることを意識しています。集中力的にはマイルより短い方がいいのかもしれません。

8着 ラインオブフェイト

 無理をしないで先行したわりに、ペースが上がると追走に苦しんだ。最後は脚も上がっていた。

<笹川翼騎手>
 スピードあるし、気のいい馬で自己条件ならもっとやれると思います。マイルはちょっと長いかもしれません。1200、1400mがいいかな。小回りの浦和、川崎が向きますね。

回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手
27 令和5年 レディバグ 牝5 酒井 学
26 令和4年 ショウナンナデシコ 牝5 吉田 隼人
25 令和3年 サルサディオーネ 牝7 矢野 貴之
24 令和2年 ファッショニスタ 牝6 川田 将雅
23 令和元年 ファッショニスタ 牝5 川田 将雅
22 平成30年 リエノテソーロ 牝4 吉田 隼人
21 平成29年 アンジュデジール 牝3 横山 典弘
20 平成28年 ホワイトフーガ 牝4 蛯名 正義
19 平成27年 トロワボヌール 牝5 戸崎 圭太
18 平成26年 サウンドガガ 牝5 武 豊
17 平成25年 メーデイア 牝5 濱中 俊
16 平成24年 スティールパス 牝5 蛯名 正義
15 平成23年 ラヴェリータ 牝5 武 豊
14 平成22年 ラヴェリータ 牝4 岩田 康誠
13 平成21年 ラヴェリータ 牝3 岩田 康誠
12 平成20年 トーセンジョウオー 牝7 戸崎 圭太
11 平成19年 メイショウバトラー 牝7 武 豊
10 平成18年 レマーズガール 牝6 内田 博幸
9 平成17年 トーセンジョウオー 牝4 後藤 浩輝
8 平成16年 グラッブユアハート 牝4 安藤 勝己
7 平成15年 レマーズガール 牝3 武 豊
6 平成14年 ジーナフォンテン 牝4 張田 京
5 平成13年 プリエミネンス 牝4 柴田 善臣
4 平成12年 トシザミカ 牝6 河内 洋
3 平成11年 ファストフレンド 牝6 蛯名 正義
2 平成10年 ホクトロビン 牝5 佐藤 祐樹
1 平成9年 オートメンデス 牝4 岡村 裕基
1 平成9年 ブンブンラリー 牝4 桑島 孝春