重賞レース

第72回 全日本2歳優駿(JpnI)

  • 2021年12月15日 20:10発走
全日本2歳優駿

レースガイドRACE GUIDE

日本馬を対象としたケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズの一戦。2018年からは地方のダートグレード競走では東京大賞典GIに続く2つめの国際交流競走として実施されている。15~18年と4年連続ダートで連勝中のJRA馬が勝利を挙げていたが、19年ヴァケーション(川崎)、20年アランバローズ(船橋)と、近2年は地方馬が勝利している。

コースガイドCOURSE GUIDE

4コーナーのポケットから発走し最初のコーナーまで500mあり、さほどハイペースにはなりません。差し馬にとってはカーブがきつい3コーナーでうまく立ち回ることが求められます。

1600m
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地方馬の躍進目立つ2歳王者決定戦

※データは、過去10年分(11〜20年)を対象にした。

■近2年は荒れた決着

 単勝1番人気は5勝、2着1回、3着2回と8頭が馬券絡み。3着以内馬30頭中18頭は1〜3番人気が占めている。しかし、19年は5→4→9番人気、20年は2→6→8番人気という決着で、1番人気はともに着外。ここ2年は続けて波乱となっている。

【単勝人気別成績】(過去10回)

1着 2着 3着 着外
1番人気 5 1 2 2
2番人気 1 4 0 5
3番人気 2 1 2 5
4番人気 0 1 1 8
5番人気 2 1 1 6
6番人気以下 0 2 4 76

■2年連続で地方馬が勝利

 JRAが7勝、2着8回、3着5回と断然。地方勢の1着は、13年ハッピースプリント(北海道)、19年ヴァケーション(川崎)、20年アランバローズ(船橋)の3回。なおその年は、地方馬が3着以内にもう1頭入っている。JRAの1〜3着独占は3回で、地方馬の馬券絡みも想定しておきたい。
 なお、JRA所属の牝馬は4頭出走し、12年サマリーズ、16年リエノテソーロの2勝と好成績を収めている。

【所属別成績】(過去10回)

所属 1着 2着 3着 着外
JRA 7 8 5 30
船橋 1 1 2 13
北海道 1 0 1 27
川崎 1 0 0 10
浦和 0 1 2 5
大井 0 0 0 7
上記以外 0 0 0 10

■DGで上位だった馬に注目

 好ステップはJBC2歳優駿JpnIII(19年までは北海道2歳優駿JpnIII)と兵庫ジュニアグランプリJpnIIで、3着以内馬30頭中13頭がどちらか、または両方に出走。14年以降は毎年1頭だけ馬券絡みしている。基本的には両レースの1、2着馬が信頼できるが、19、20年はJBC2歳優駿JpnIII、兵庫ジュニアグランプリJpnIIの連対馬がそれぞれ3頭出走しているが、いずれも着外だったのが波乱の要因ともいえそうだ。

■前走1勝クラス勝ち馬も有力

 JRA勢は、前走でダートの1勝クラスを勝った馬11頭が3着以内。なおJRA所属でダートで2戦以上し負けていない馬は17頭出走し10頭が馬券絡み。14、17、18年は、ダート新馬戦→プラタナス賞(東京ダート1600m)と2戦2勝の馬が連対している。
 11年オーブルチェフ(JRA)、12年サマリーズ(JRA)、15年サウンドスカイ(JRA)は芝でデビューし、ダート転向後無敗でここも制した。

■ハイセイコー記念、平和賞連対馬も注目

 近2年では4頭馬券に絡んでいる地方馬だが、近年では平和賞(船橋1600m)、ハイセイコー記念(大井1800m)のいずれかで連対していた馬が好相性。15年以降に3着以内に入った地方馬7頭のうち5頭を占めている。
 なお、鎌倉記念(川崎1500m)1着馬は出走7頭すべて着外。結果を残せていない。

ライター: 栗田勇人

 

プロフィール_2

第72回全日本2歳優駿(JpnI)

注目馬情報

協力:競馬ブック

■アイスジャイアント(牡2歳 JRA・高柳瑞樹厩舎)

写真:山下広貴

新馬戦を勝ったばかりで臨んだJBC2歳優駿JpnIIIだったが、馬のリズムのまま後方からの競馬になった。前で馬群がゴチャつくなか向正面から早めに外に持ち出すと大外を回るかたちで追い上げ、1戦のキャリアで第2回JBC2歳優駿の覇者となった。上がり38秒4の1頭だけ違う次元の末脚。展開を考えると結果的にこの作戦は正解だったのだろう。
今回は小回りコースに転じて距離も短縮。新馬戦では先行していることからもっと前で競馬もできるはず。精神面の強さからも自在に立ち回れそう。

「JBC2歳優駿の後はここ目標に調整してきました。もともとスタートは前走のような感じですよ。長くいい脚を使って勝ったし、能力的にも楽しみですね。距離短縮とコース替わりが鍵でしょう」と高柳瑞樹調教師。

■セキフウ(牡2歳 JRA・武幸四郎厩舎)

写真:若松亮太

芝1400mの新馬戦ではまだ馬体に余裕があったことに加えて、スタートで出遅れて後方からの競馬に。2戦目からはチークピーシーズを着用してダート戦に臨み、その初戦では3コーナーで外からかぶされて一旦は下がりながらも最後は3着まで盛り返す勝負根性を見せた。ダート替わり2戦目からは3連勝で、前走は兵庫ジュニアグランプリJpnII制覇。好位からじわじわと差を詰め、直線では開いた内を狭さに怯むことなく抜け出して2着コンバスチョンにクビ差をつけた。出脚はそう良くないが、使いながら集中力が出てきたように見える。
小回りコースに対応できた経験は大きく、できれば揉まれず競馬をしたい。

「間隔はあまりないが、体も戻ったし1本やれば態勢は整うと思う。前走でも気の悪いところを出していたし、もっと真面目になればいいんだけど、スムーズならここでも力は上位のはず」と武幸四郎調教師。

■シルトプレ(牡2歳 北海道・櫻井拓章厩舎)

写真:真鍋元

キャリアはまだ5戦ながら1000mから1500mまでの幅広い距離に対応して4勝、3着1回。まだ気性に若さがあって自分でレースをやめてしまう面があることからチークピーシーズを着用すると効果てきめん。前走の鎌倉記念では外3番手から正攻法の競馬で、最後まで集中力を切らすことなく、南関東無敗馬たちを力でねじ伏せた。
チークピーシーズ着用も石川倭騎手からの提案だったが、ケガのため騎乗できず、今回も同期の笹川翼騎手に手綱が委ねられた。

「鎌倉記念勝ったあと、JBCを使うには中2週間と厳しかったことからここ一本を目標に調整してきた。強いメンバーが揃っているが、1度輸送も経験しているし前走のように(体重は)減らないと思う。砂をかぶっても平気なので、今度はJRA馬が入ってペースが速くなってもどこからでも競馬ができるのは強み。1600mに延びるのはむしろ競馬がしやすい」と櫻井拓章調教師。

■ドライスタウト(牡2歳 JRA・牧浦充徳厩舎)

写真:小金井邦祥

デビュー戦では砂をかぶって嫌がる面も見せていたが、前走のオキザリス賞(1勝クラス)では砂をかぶるかたちになっても怯むことなく克服。折り合いもつき、直線抜けだして5馬身差をつける圧勝。新馬戦からレースぶりは大きく前進し2戦2勝。収穫も大きく、素質の高さを感じさせた。
今回はさらに距離が延長されるが、折り合いがつくことから問題なさそう。川崎コースを知り尽くした戸崎圭太騎手の手綱も頼もしい。

「結果的に内枠に有利な競馬になりましたが、1ハロン延長の課題を克服できたのは収穫でした。徐々に距離を延ばしたいので、ここを選択しました。地方の馬場がどうかですが、うまく流れに乗っていいレースをしてほしいです」と牧浦充徳調教師。

■コンバスチョン(牡2歳 JRA・伊藤圭三厩舎)

写真:武田明彦

キャリア3戦はいずれもダート1400m。デビュー戦では終始もったままの手応えで最後はひとムチで勝利を手にした。2戦目のヤマボウシ賞(1勝クラス)では馬込みでの競馬を試されたが、馬群の中でも我慢が利き、追ってからもしっかり伸びて2連勝。3戦目が前走の兵庫ジュニアグランプリJpnIIで、スタートで出負けし、道中は中団になったが3コーナーあたりから仕掛けられると一気に進出した。結果はクビ差の2着だったがコース取りの差。レース最速の上がりで伸びたことからも距離延長はむしろ歓迎。小回りにも十分対応できる。

「前走はエンジンがかかってからいい伸びだった。直線は勝ち馬とコース取りの差が出たね。馬体は成長分で今回も同じぐらい。距離延長に不安もないから、立ち回りひとつなのでは」と伊藤圭三調教師。

■ナッジ(牡2歳 北海道・田中正二厩舎)

写真:山下広貴

初勝利は3戦目と時間はかかったが、そこからは馬券圏内を外すことなく4勝、2着2回、3着1回と切れる脚を直線で毎回披露している。前走はJBC2歳優駿JpnIIIに挑み、勝ったアイスジャイアントとはコンマ3秒(1馬身半)差の2着だったが、勝負どころから馬群を縫うような脚で伸びてきて見せ場十分。ペースが速くなる展開なら鋭い末脚が生きてくる。あとは初めての左回りをうまく捌ければ。

「この時期の道営は馬の出し入れが多く、馬が落ち着かないため馬体を維持するのも大変。中間は左回りでも調教をしてきたが最終追い切りは輸送を考えて控えめにした。気のいい馬ではないから左回りの小回りコースにどこまで対応してくれるか。小回りで距離が短縮されるのはプラスとは言えないが、どんな競馬でもしてきたのは強みだと思う」と田中正二調教師。

■カイカノキセキ(牝2歳 JRA・池添学厩舎)

写真:©Gallop

デビューから芝1000~1200mで3戦しているが、新馬戦では後続を寄せ付ない逃げでレコード勝ち。2戦目の函館2歳ステークスGIIIでは飛ばす前を見ながら離れた3番手から伸びて2着とスピード感あふれるレースぶり。
母カイカヨソウは門別、南関東で重賞6勝の名牝。先日は半姉のカイカセンゲンがロジータ記念を制したばかりで、血統的背景からもダート適性はあるはず。初めての左回りで距離はマイルに延長されるが、リズム良く先行できれば息は保ちそうだ。

「軽い芝より洋芝の方が走りがいいし、母系からも騎手の感触からも、ダートは合いそうなのでここへ。稽古で折り合いがついているから、距離もこなせるのでは」と池添学調教師。

■ノブレスノア(牡2歳 浦和・小久保智厩舎)

写真:真鍋元

前走のハイセイコー記念ではスタートダッシュを決めて主導権を取りきると超のつくほどのスローペースに。上がりの勝負になったが、前半ラクをしたぶん終いもしっかり伸びて後続を振り切った。デビューから6戦、土がついたのは鎌倉記念だけ。自分のペースで逃げたものの3コーナーから急にペースが速まったことが影響して3着となった。厳しい競馬にはなったが、自己タイムを大幅に短縮していた。
全兄のトーセンレビューは同じ小久保智厩舎に所属し東海桜花賞、金沢スプリントカップに遠征して優勝。同じく先行力を武器にしているが、なにがなんでもハナでなくては、というわけでもなく、今回のJRA相手のレースで進境が開けるかもしれない。

「一戦ごとに力をつけてきてタイムも短縮して成長を感じます。スタートダッシュが速いのでハナに行っていますが、折り合いもしっかりつくし、抑える競馬もできると思います。ハナを主張して押し切れるメンバーでもないので、戦法的な変化が必要かもしれません。マイルにも対応できますが距離は延びてからさらに良さそう。将来性豊かな馬です」と森泰斗騎手。

■ライアン(牡2歳 浦和・小久保智厩舎)

写真:真鍋元

デビューから5戦4勝、3着1回という好成績。前走は平和賞で、その前の浦和戦から予定通りの連闘策で臨んだ。かなり追わせるタイプの馬だが、不良馬場のなか好位グループから直線抜け出す競馬で、ゴール前の大混戦を僅差でものにした。勝負強さを十分アピールしたレースぶりだった。
まだ幼さもある段階だが、期待のディープインパクト産駒で、母ライアンズチャームはペルーのGIパンプローナ大賞を勝った女傑。血統からも奥が深そうだ。

「まだ遊びながら走っているように成長途上ではありますが、前回あえて連闘で使ったことで、それまで追走するのが大変だったんですが道中の感じがだいぶ良くなってきましたね。追ってからフラフラするところも2歳の幼さでもあります。中団くらいでレースできるのが理想ですね。これから距離が長くなってくるのは歓迎です」と今野忠成騎手。

プロフィール_2


写真:真鍋元

全日本2歳優駿JpnIは2歳ダートチャンピオン決定戦で、ケンタッキーダービーへの出走馬選定ポイントシリーズの一戦でもある。
今年はJRAから5頭、他地区は北海道から3頭、兵庫、高知から1頭ずつが参戦。14頭のフルゲートで行われた。

カイカノキセキが主導権を握ると、2番手にドライスタウト、イン3番手にバウチェイサー、ノブレスノア、コンバスチョンも続き、ここまでが先頭から5馬身圏内。
よどみない流れのなか、3コーナー過ぎからカイカノキセキ、ドライスタウトが後続を引き離しながらペースを上げていく。
4コーナー手前から馬なりで先頭に立ったドライスタウトがそのまま押し切り、無傷の3連勝で2歳ダートの頂点に輝いた。
必死に食らいついたコンバスチョンが2着に入線。
内々でじっくり脚をためていたプライルードが直線よく伸びて3着まで追い上げた。

走破タイム1分39秒2(晴・稍重)。


写真:小川慎介

■1着 ドライスタウト

道中はリズム良く、いい感じで折り合えた。追ってからの反応も良く、最後は余裕すら感じられた。大跳びの馬だが、川崎コースを熟知した戸崎圭太騎手のエスコートで小回りを器用にこなしていた。
ラブミーチャン(2009年)の1分40秒0のレースレコードを大幅に縮める驚異的なタイムを弾きだして、堂々2歳ダートチャンピオンの座を手にした。

<牧浦充徳調教師>
当初は中央馬の補欠1番手で出られるか危うい状況でしたが、運よく出ることができて、それに応えて馬もよく頑張ってくれたと思います。
最初は1200m、次は1400mと距離を延ばして一戦一戦強い勝ち方で来ましたし、この距離もこなしてくれるだろうと思っていました。
まだ幼い面があって、伸びしろがある馬なので、これからもっと強くなってくれると思います。
このあと中央はダートのレースが限られてきますが、馬の状態を見極めながら、中央重賞・地方重賞を問わず、狙えるところを狙っていきたいと思います。
2017年にドンフォルティスで2着と悔しい思いをしたので、今回ドライスタウトが勝ちきってくれたのは嬉しく思います。

 

<戸崎圭太騎手>
今日はこの馬とJpnIを獲りに来たので、こうして勝つことができて嬉しく思います。
跳びが大きい馬で、距離がちょっと心配なところもあったのですが、能力はあると信じていましたし自信を持って乗りました。結果、僕が心配することなく、馬が非常に強い競馬をしてくれたと思います。(レースは)スタートは普通に出てあとは周りの出方を見てと思って行きました。いい位置2番手でスムーズに競馬ができたので良かったと思います。手応えも十分ありましたし、追ってからもすぐに反応してくれて、良い走りを見せてくれました。
この3戦、非常に良い内容で、強い勝ち方で勝っているので、今後がとても楽しみだと思います。

 

■2着 コンバスチョン

揉まれながらの競馬にも怯むことなく最後まで集中力を切らさず走っていた。2着とはいえ、1分40秒を切る好タイム。相手が悪かったというべきか。

<松山弘平騎手>
勝ち馬を見ながら良いポジションでレースができました。
これから良くなってくる馬だと思いますし、最後もしっかり食らいついて力あるところを見せてくれたと思います。

■3着 プライルード

好スタートを切るも、折り合いに専念し、道中は内々で脚をためていた。直線の伸び脚も良く、初の左回りもうまくこなしていた。デビュー2戦目から重賞を使われ、一戦ごとに相手関係は強化しているがすべて馬券圏内と堅実。
また、本田正重騎手が負傷のため、張田昂騎手に乗替わりとなった。

<張田昂騎手>
ハナに行こうと思ったらラクなくらいものすごいスピードがありますね。初めての距離なので脚をためようとゆっくりいきましたが、かかってしまったのがもったいなかった。距離が延びてからの楽しみは大きいですね。

■4着 セキフウ

前半は内に包まれるかたちで身動きが取れなかったが、後半外に持ち出すと徐々にポジションを上げていき、スムーズさを欠いたわりには直線はよく伸びてきている。

<M.デムーロ騎手>
もっといい結果を出したかったけど、左回りと内枠は厳しかった。スタートもうまく出て砂をかぶるのにもだいぶ慣れてきています。3~4コーナーがきついぶん外に張り、直線もじりじり伸びていましたが、前の馬たちはぜんぜん止まらなかった。
落ち着いて真面目に走っていましたし成長していますね。

■5着 シルトプレ

スタートで他馬によられる不利があり、位置取りが悪くなったが、距離的ロスを避けながら、うまく立ち回っての入線。
このあと船橋・米谷康秀厩舎に移籍した。

<笹川翼騎手>
厩舎の皆さんの馬の仕上げが素晴らしくて、今日も前走より状態は上がっていたのですが、スタートの不利が大きく、僕も落ちそうになったくらい。位置取りは悪くなりましたが、そういうパターンも想定していたので焦ることなく進められましたし、馬も応えてくれました。結果的にそうペースも上がらなかったので先行できればまた違ったでしょうね。すべていい経験だと切り替えたいと思います。だからこそ悔しくもあります。
今後は南関東でクラシックがありますし、距離が延びても大丈夫なので、いい結果が出せるのではないかと思います。

■6着 カイカノキセキ

マイペースの逃げも、早めに勝ち馬にプレッシャーをかけられたのはきつかった。成長途上ゆえか馬体重の増減が激しいところは気になるが。

<C.デムーロ騎手>
スピードがある良い馬で、ダートも合っている。今日は距離が長かった。

■7着 ライアン

スタートで大きく躓き、最後方からの競馬。
最後ひと脚は使ったが、前半で流れに乗れなかったのは大きな誤算。

<今野忠成騎手>
ゲートの中ではおとなしかったのですが、スタートで躓いてしまった。それでポツンと1頭になってしまったことで集中力を欠いてしまったのだと思う。最後は差を詰めている。

■8着 ナッジ

中団からの競馬になったが、追ってからの反応が今ひとつ。
初の左回りで、窮屈なコースも合わなかったのか。
このあと大井・佐野謙二厩舎に移籍した。

<矢野貴之騎手>
道中は不利もあって3コーナーでは大きく膨らむかたちになった。そのあと盛り返してきているし、もっと内々で我慢できていれば、前の2頭に続けたかもしれません。初めての左回りで内から来るのを気にしていたので右回りの方が良さそうですね。
右回りで巻き返したいと思います。

■9着 アイスジャイアント

相変わらずのスタートで後方からになったが、追い出してからの動きも鈍く、この馬にとっては流れが忙しすぎたようだ。

<三浦皇成騎手>
スタート出が遅いのは前回も同じだったので想定内だったのですが、水分を含んだ時計の速い馬場だったこともあって追走がしんどくて。推進も外々に逃げて右に張るぶん今までよりコーナー適性を求められるのは厳しかったですね。今日は前が止まらない競馬でした。

■11着 ノブレスノア

先行力を生かしての積極的な競馬だったが、勝負どころからついていけず、苦しくなった。

<森泰斗騎手>
相手が強すぎましたね。ペースが速かったのもありますが、あのまま押し切られてしまったので、現状での完成度の違いもあります。もう一段階成長してほしいですね。

■12着 ナインバイパー

道中後方から3コーナーでは馬群から離れて追走。直線は38秒7の脚で追い上げたが。

<御神本訓史騎手>
スタートは出たけれど、周りとスピードが違いましたね。
今後、距離が延びてから走ってくる馬だと思います。

回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手
71 令和2年 アランバローズ 牡2 左海 誠二
70 令和元年 ヴァケーション 牡2 吉原 寛人
69 平成30年 ノーヴァレンダ 牡2 北村 友一
68 平成29年 ルヴァンスレーヴ 牡2 M.デムーロ
67 平成28年 リエノテソーロ 牝2 吉田 隼人
66 平成27年 サウンドスカイ 牡2 戸崎 圭太
65 平成26年 ディアドムス 牡2 三浦 皇成
64 平成25年 ハッピースプリント 牡2 宮崎 光行
63 平成24年 サマリーズ 牝2 藤岡 佑介
62 平成23年 オーブルチェフ 牡2 中舘 英二
61 平成22年 ビッグロマンス 牡2 田中 勝春
60 平成21年 ラブミーチャン 牝2 濱口 楠彦
59 平成20年 スーニ 牡2 内田 博幸
58 平成19年 イイデケンシン 牡2 藤田 伸二
57 平成18年 フリオーソ 牡2 内田 博幸
56 平成17年 グレイスティアラ 牝2 田中 勝春
55 平成16年 プライドキム 牡2 池添 謙一
54 平成15年 アドマイヤホープ 牡2 武 豊
53 平成14年 ユートピア 牡2 河内 洋
52 平成13年 プリンシパルリバー 牡2 五十嵐 冬樹
51 平成12年 トーシンブリザード 牡3 石崎 隆之
50 平成11年 アグネスデジタル 牡3 的場 均
49 平成10年 アドマイヤマンボ 牡3 田中 勝春
48 平成9年 アグネスワールド 牡3 武 豊
47 平成8年 オグリダンディ 牡3 佐宗 応和
46 平成7年 ホウシュウサルーン 牡3 石崎 隆之
45 平成6年 ヒカリルーフアス 牡3 佐々木 竹見
44 平成5年 キタノジライ 牡3 大城 剛
43 平成4年 キタサンテイオー 牡3 石崎 隆之
42 平成3年 ヤマニンロード 牡3 石崎 隆之
41 平成2年 ユウユウサンボーイ 牡3 森下 博
40 平成元年 ハセノトライアン 牡3 石崎 隆之
39 昭和63年 ミルユージ 牡3 桑島 孝春
38 昭和62年 リユウコウキング 牡3 本間 茂
37 昭和61年 ダイカツラモーヌ 牝3 石崎 隆之
36 昭和60年 ミハマシヤーク 牡3 山崎 尋美
35 昭和59年 ロングタイシヨー 牡3 佐々木 竹見
34 昭和58年 ヨシマサボーイ 牡3 石崎 隆之
33 昭和57年 ヨネタロウ 牡3 本間 茂
32 昭和56年 ヒノデスター 牡3 桑島 孝春
31 昭和55年 シゲノカマダ 牡3 佐藤 隆
30 昭和54年 スーパーヤマト 牡3 桑島 孝春
29 昭和53年 マイリマンド 牡3 高橋 三郎
28 昭和52年 ヒダカホーリユウ 牡3 岡島 茂
27 昭和51年 カシキユネ 牡3 本間 茂
26 昭和50年 カツフアーム 牡3 高橋 三郎
25 昭和49年 シタヤロープ 牡3 佐々木 竹見
24 昭和48年 スピードパーシア 牡3 内野 健二
23 昭和47年 チヤイナホープ 牡3 川島 正行
22 昭和46年 ヤシマスウパー 牡3 内野 健二
21 昭和45年 タニノカツヒメ 牝3 宮下 紀英
20 昭和44年 タマブチー 牡3 赤間 清松
19 昭和43年 トウシユン 牡3 渥美 忠男
18 昭和42年 パトラー 牡3 福永 二三雄
17 昭和41年 ヒカルタカイ 牡3 竹山 隆
16 昭和40年 ニユーサカエ 牡3 小筆 昌
15 昭和39年 タマノニシキ 牝3 佐々木 竹見
14 昭和38年 ハロユウ 牡3 宮下 哲朗
13 昭和37年 テルチカラ 牡3 高岩 隆
12 昭和36年 セルコール 牡3 須田 茂
11 昭和35年 ユキロウ 牡3 古野 重孝
10 昭和34年 オンスロート 牡3 赤間 清松
9 昭和33年 カチススム 牡3 内田 秋造
8 昭和32年 ダイゴホマレ 牡3 小筆 昌
7 昭和31年 エイシヨウ 牝3 須田 茂
6 昭和30年 カブト 牡3 長沢 保作
5 昭和29年 タジマオー 牡3 井上 宥蔵
4 昭和28年 ネンタカラ 牡3 遠間 波満行
3 昭和27年 ローズバツト 牝3 須田 茂
2 昭和26年 シンタカラ 牡3 勝又 衛
1 昭和25年 サチフサ 牡3 大山 末治