川崎競馬経営計画の策定について
神奈川県川崎競馬組合では、安定的な運営の継続や強い馬づくりなど今後の課題を解決するため、令和7年3月に「川崎競馬経営計画」を策定し、令和7年度から5年間の経営の指標とすることとしました。
川崎競馬経営計画
(令和7年度~11年度)の概要
経営目標
(1)公正な競馬を着実に実施したうえで安定的な運営を継続することにより、毎年度の単年度黒字を維持し、きゅう舎及び練習馬場の移転等の施設整備計画を定める。また、そのための基金を積み立てるとともに、構成団体への配分金を安定的に繰り出します。
〈11年度の数値目標〉
・勝馬投票券売上金
川崎競馬開催の売上総額 1,030億円(6年度3月現計予算 1,060億円)
JRA受託発売額(J-PLACE川崎発売額) 65億円(6年度3月現計予算 65億円)・構成団体への繰出金 3億円(6年度実績見込 21億円)・施設整備基金の年度末残高 475億円(6年度実績見込 225億円)・不祥事ゼロ 0 件(6年度実績見込 3件)
(職員及びきゅう務員等競馬関係者による不祥事及び禁止薬物陽性馬の発生、放馬事故等)
(2)競走馬の飼養環境及び小向きゅう舎地区の設備を含む調教環境の整備、競走馬及びきゅう務員の確保のための取組みを推進することにより、安定的な川崎所属馬の出走を図り、強い川崎所属馬をさらに輩出していくことで、競馬ファンを魅了するレースの施行及び新たな競馬ファンの獲得に繋げます。
〈11年度の数値目標〉
・川崎在きゅう馬頭数 600頭(6年度実績見込 594頭)・重賞成績
川崎在きゅう馬のダートグレード競走入着頭数 5頭(6年度実績見込 3頭)
川崎在きゅう馬の南関東重賞競走勝利頭数 10頭(6年度実績見込 5頭)・川崎競馬所属きゅう務員1人当たりの持馬数 2.8頭(6年度実績見込 3.2頭)
(3)ファンの大部分がインターネットで競馬に参加している現状を踏まえながら、戦略的な広報・ファンサービス等により、従来のファン層のみならず様々な人に喜ばれ、楽しまれる川崎競馬をめざす。また、構成団体や県内市町村、地元企業等との連携・協調を推進して、地域社会から愛され、親しまれる川崎競馬場を確立します。
〈11年度の数値目標〉
・入場者数
川崎競馬開催の本場入場者数 25万人(6年度実績見込 25万人)
川崎競馬場の総入場者数 101万人(6年度実績見込 105万人)
(JRA受託発売等を含む)・SNSフォロワー数 25万件(6年度実績見込 17.3万件)・地元町内会との交流会の実施数 4回(6年度実績見込 2回)
経営目標を達成するための主な取組施策
- 売上の水準の維持
- 安定的な運営の継続
- 公正かつ安全な競馬の開催
- 強い馬づくり
- 競馬場施設・設備の整備
- 戦略的な広報・ファンサービス
- 地域社会との連携・協調の推進