令和7年度神奈川県川崎競馬組合一般会計予算について

令和7年度神奈川県川崎競馬組合一般会計予算について

 神奈川県川崎競馬組合の競馬事業については、日頃から格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 去る3月27日、令和7年3月神奈川県川崎競馬組合議会定例会におきまして、令和7年度神奈川県川崎競馬組合一般会計予算が可決されました。
 令和7年度当初予算額の総額は、1,102億7,738万2千円で、前年度当初予算額に比べ14億3,661万8千円の減、98.7%となっており、新たに策定した川崎競馬経営計画に掲げる施策の着実な実施により収益を確保し、安定的な運営の基盤づくりと地方財政への貢献を推進するための予算として編成しました。
 具体的には、令和10年のダートグレード競走の国際格付取得に向けて、準重賞の新設や奨励金等を拡充するとともに、きゅう務員の確保に向けた取組みを継続することで、強い馬づくりを推進します。
 また、競馬事業の安定的な運営のため、競馬場等の施設や設備の整備のほか、全国の競馬ファンに向けての広報やファンサービスを充実させるとともに、川崎競馬場への来場促進策にも注力することで、収益を安定的に確保していきます。
 さらに、畜産振興に寄与するとともに、将来的な施設整備のための基金の積立を継続的に実施しつつも、組合の構成団体である県や川崎市への収益配分金を繰り出し、引き続き地方財政への貢献にも努めてまいります。
 ファンの皆様に、これまで以上に川崎競馬を楽しんでいただけるよう、関係者一同、全力で取り組んでまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。