川崎競馬場で最も伝統のある全日本2歳優駿競走(JpnⅠ)が、毎年5月にアメリカで行われるケンタッキーダービーの出走馬選定ポイントレースに選定されました。
これにより、全日本2歳優駿競走の上位馬は、ケンタッキーダービーへ出走できる可能性があります。
地方競馬のレースが海外のGⅠレースの出走馬選定ポイントレースとなるのは史上初めてであり、「川崎から世界へ」の門戸が開かれたことになります。
世界へ夢をつなぐ今年の全日本2歳優駿は、12月13日(水)川崎競馬場で開催されます。
有力な2歳馬の挑戦を心からお待ちしております。
神奈川県川崎競馬組合 中島管理者のコメント
このたび、ケンタッキーダービー(G1)を主催するチャーチルダウンズ社から、当組合主催の全日本2歳優駿競走を、日本馬を対象としたケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」の1競走に新たに選定したとの素晴らしい連絡を受け、大変うれしく思っております。
全日本2歳優駿競走は、2歳ダート王を決定する交流重賞であり、当該競走が新たにポイントシリーズに追加されたことで、地方競馬所属馬のケンタッキーダービーへの門戸が大きく開かれました。
川崎から世界に羽ばたくチャンスとなる全日本2歳優駿競走が、さらにレベルの高い競走になることを期待します。
今後当組合としては、今回の選定を契機に、地方競馬の振興になお一層尽力してまいります。