神奈川県川崎競馬組合について

川崎競馬は、神奈川県と川崎市が構成する一部事務組合「神奈川県川崎競馬組合」が主催しています。

昭和25年1月、地方財政の健全化並びに産業発展を目的として、地方公共団体が実施できる公営競技のうち、競馬法(昭和23年7月13日法律第158号)に基づく競馬を実施するため設置された神奈川県公営事務所が母体となっています。

地方競馬の競馬場として、過去、馬の改良増殖、畜産の振興、社会福祉の増進、教育文化の発展等を目的に競技を実施し、競馬事業から生ずる収益金を市町村が行う都市基盤整備への財政支援や施設整備の財源へと活用を図ってまいりましたが、景気動向を反映して売り上げが伸び悩む中、経営の健全化を目標に平成12年4月、一部事務組合である「神奈川県川崎競馬組合」が設立されました。

しかし、公営競技全体を取り巻く厳しい情勢が続く中、競馬組合では赤字経営が続き、累積赤字がピーク時の平成16年度末には36億円に達しました。

その後、売上振興策や経費削減に、組合職員はもとより関係者が一丸となって取り組んだ結果、平成25年度末に組合設立後初めて累積赤字を解消し、平成27年度からは県と川崎市に対し収益配分金を繰り出しています。

収益配分金の使い道について