令和6年度神奈川県川崎競馬組合一般会計予算について

令和6年度神奈川県川崎競馬組合一般会計予算について

 神奈川県川崎競馬組合の競馬事業については、日頃から格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 去る3月19日、令和6年3月神奈川県川崎競馬組合議会定例会におきまして、令和6年度神奈川県川崎競馬組合一般会計予算が可決されました。
 令和6年度当初予算額の総額は、当組合の設立後、最高額となる1,117億1,400万円で、前年度当初予算額に比べ60億7,400万円の増、105.7%となっており、川崎競馬経営計画に掲げる施策の着実な実施により収益を確保し、地方財政への貢献と安定的な運営の基盤づくりを推進するための予算を編成しました。
 具体的には、新しいダート競走体系の整備に併せて、川崎競馬のダートグレード競走の実施時期の変更や準重賞競走の新設、賞金等を拡充するとともに、きゅう務員の確保に向けた取組みを拡充することで、強い馬づくりを推進します。
 また、競馬事業の安定的な運営のため、競馬場等の施設や設備の整備のほか、全国の競馬ファンに向けてのインターネットによる広報やファンサービスを充実させるとともに、川崎競馬場への来場促進策にも注力することで、収益を安定的に確保していきます。
 さらに、畜産振興に寄与するとともに、将来的な施設整備のための基金の積立を継続的に実施しつつも、組合の構成団体である県や川崎市への収益配分金を21億円とし、引き続き地方財政への貢献に一層努めてまいります。
 ファンの皆様に、これまで以上に川崎競馬を楽しんでいただけるよう、関係者一同、全力で取り組んでまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。