川崎競馬を代表する元競走馬のロジータ号が、昨年12月に死亡していたことを謹んでお知らせいたします。
ロジータ号は現役引退後、生まれ故郷の北海道高瀬牧場で繁殖牝馬となり、その後繁殖生活も引退し余生を過ごしていましたが、昨年の暮れに馬房の中で立てなくなり死亡していたことが、昨日、関係者の話から分かりました。
ロジータ号は現役時代には牝馬でありながら南関東の三冠競走を制し、東京大賞典では並み居る古馬を相手に圧勝。南関東最強と呼ばれるようになりました。
引退レースの川崎記念では単勝1.0 倍、2番人気以下は全て万馬券という圧倒的な支持を受け、超満員の観客が見守る中を8 馬身差の圧勝で、引退の花道を飾りました。
ロジータ号に感謝と哀悼の意を込めて、次のとおり献花台を設置します。
平成29年11月7日(火)~11月10日(金) 開門から20時50分まで
川崎競馬場第1入場門 光の馬ロジータ号前
ロジータ号 通算成績15戦10勝(牝・鹿毛)
1986.5.26 生(父:ミルジョージ 母:メロウマダング)
生産者 :高瀬牧場
馬 主 :加藤富保
調教師 :福島幸三郎
主な勝ち鞍
1989年
ニューイヤーカップ(1.3浦和競馬場)
京浜盃(2.8大井競馬場)
桜花賞(4.4 浦和競馬場)
羽田盃(5.10 大井競馬場)
東京ダービー(6.8 大井競馬場)
東京王冠賞(11.3 大井競馬場)
東京大賞典(12.29 大井競馬場)
1990年
川崎記念(2.12 川崎競馬場)